刺繍商品の取り扱い
刺繍製品の取り扱いについて(長く使い続けるために)
縁あって購入していただいた製品だからこそ、ご購入いただいた皆様にとって長く使い続けていただける製品であってほしい、製造者の私たちとしてもそう思います。
そこで、愛着のあるものを長く使っていただけためには欠かせないポイントを4つご紹介します。
1.お手入れは正しく
衣料品等の繊維製品の場合、基本的には”家庭洗濯等取扱い方法”の表示が付属しています。これをまずはしっかり守っていただくこと、これが一番大切なポイントです。
とかといった製品ごとに適したお手入れ方法に関する表示がタグなどについています。
大丈夫だろうと思って使った漂白剤で、綺麗な色が変色してしまったり、大切な製品にダメージを与えてしまうことも!お手入れに困った場合は、信頼できるクリーニング専門店に相談するのもお勧めです。
・繊維製品一覧
・洗濯の絵表示
に関しては下記リンク先に詳しく解説されていますので、是非ご覧ください。
"繊維製品一覧表". 消費者庁ホームページ. http://www.caa.go.jp/hinpyo/guide/fiber_top.html, (参照 2014-04-05)
"洗濯の絵表示". 消費者庁ホームページ. http://www.caa.go.jp/hinpyo/guide/wash.html, (参照 2014-04-05)
2.洗濯後はすぐに乾燥
刺繍が施された洋服を家庭で洗濯する場合、洗濯後は素早く脱水し、脱水後はすぐに乾かしてください。
濡れたままで放置されたり、積み重ねられたり、水分が抜けきらない状態で折り畳んだ状態のまま放置されてしまうことはNG。絶対に避けて下さい。
3.強く擦ったりしないで
刺繍に使われる糸は、高い品質管理の下で製造されておりますが、染料という性質上、強く擦ったりすることは避けてくださいね。
4.スパンコールやビーズなどの特殊な加工は最新の注意で
とても華やかなスパンコールやビーズのついた製品も、取り扱いを間違ってしまうと折角の個性ある製品が台無しになってしまいます。
洗濯へそのままポイ、直接アイロンをあてる、なんて絶対にダメですよ。
こちらでもまとめられてますので、是非ご覧ください。
"スパンコール刺繍の注意点". タナベ刺繍ホームページ. http://www.e-tanabe.net/blog/index.php?e=154, (参照 2014-04-05)
「お父さんがお前ぐらいの年の時にこの刺繍が入ったジャケットを買ったんだよ。今でもすごくカッコいいだろう?」
「この刺繍が入った帽子、お母さんがお父さんと出会った時にプレゼントされたなんでしょ!?すごく素敵!私に頂戴!」
親から子へ、子から孫へ・・・そんな何世代にも渡って受け継がれるような製品を作り出せるよう、私たちも日々取り組みます。