刺繍マイスター制度とは
【制度の目的】
刺繍マイスター制度とは、刺繍に関する専門的な技術や理論を完全にマスターした人をマイスターとし称号を与え、称えるための日本ジャガード刺繍工業組合が認定する制度です。
【人材育成への効果】
刺繍に精通したプロフェッショナルや、匠の技を極めた従業員を適切に処遇する仕組みとして、或いは、そういった専門分野を確立した従業員への対価(報奨金等)支払いの仕組みとして『マイスター制度』といった名称で仕組み化を図り導入することもできます。
この制度を社内で活用することによって社員が技術や技能を磨く励みになり、より優れた人材を育てることに繋がります。
【企業としての信頼】
刺繍マイスターは、その高く評価されている技術や技能と貢献の内容を、日本ジャガード刺繍工業組合が設定した基準に基づいた調査検証を経て認定される信頼性の高い制度となっています。
そのため、取引先からの信頼獲得や関係改善といった効果が見込まれます。
【刺繍マイスターマーク】
刺しゅう業者企業情報ページにあるマークをご確認ください。

刺繍マイスター一覧
刺繍マイスター認定規定
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(目的) 第1条 組合が行う「刺繍マイスター」認定は、本規定の定めるところによる。 「刺繍マイスター」認定は、すぐれた技術・技能者やその職業について広く社会に知っていただくとともに、技術・技能職に携わる方の励みとする。「刺繍マイスター」が後進の指導に当たることで、その優秀な技術・技能を将来に伝え、より多くの優れた人材を育てていくことを目的とする。
(認定) 第2条 「刺繍マイスター」認定は、理事長が認定書を授与することにより行うものとする。
(審査) 第3条 認定の審査は、組合員より推薦のあったものについて行う。
(被認定者の決定) 第4条 被認定者の決定は、理事会に諮り理事長が決定する。
(被認定者の審査基準) 第5条 「刺繍マイスター」認定者は、組合員事業所の業務の遂行に貢献があり、次の用件のすべてに該当する者とする。 (1) 全国的にも、通用する優秀な技術・技能を有していること。 (2) 指導育成の能力・熱意を有していること。 (3) 人格、識見ともに卓越していること。 (4) 組合員事業所であること。
(認定者の推薦) 第6条 認定者を推薦しようとするときは、推薦者は推薦の理由を記載した書面に、次の書類を添えて理事長に提出しなければならない。 (1) 履歴書 (2) 高く評価されている技術・技能及び功績の事実を記載した書面
付則 この規定は平成19年5月18日から施行する。
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